「花束みたいな恋をした」鑑賞後メモ

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・2人はそれぞれの物語を生きている。それがある時点で交わることで2人は出会い共に過ごし始める。やがて、それぞれの物語は別々の方向に向かい始めることで心が通わなくなっていく。

しかし最後、ファミレスの場面でふたりはこれまでの「真実の物語」を振り返り相対化することで、このたったひとつの同じ、かけがえのない「真実」を共有する。そんなことが出来る関係性は尊い

サブカル讃歌の映画ではない。だが、それらの、社会的には「ただの趣味」や「自分の好きなこと」に溢れた日々を過ごした彼らや現実の自分達を、また現在その直中にいる人たちを決してくだらないとは思えなくなる。ただ抱きしめてやりたくなる。やらないけれども。

・エンドロールで笑いながら泣いたのは初めてかもしれない。

・定期的に観たい。