MESSED UP

 花粉症のせいか不安定な気候のせいかわからんけれど今月はなんだか疲れる一ヶ月だった気がする。実際この文章を書いているいま現在も謎の疲労感を感じている(たいしたことは何もしていないが)。まあ、「疲れた」ってひとりで言うくらいのことは許してもらいたい。

 

 今年が始まって3ヶ月が過ぎたわけだが、すでに映画も音楽も今年のものだけで良さげなものが多過ぎてちゃんと消化しきれていない。特に音楽の方はSpotifyを見るたびにしっかり聴けていないアルバムの数がただただ増えていくのが嬉しいようなめんどくさいような。そういえば今日もaikoのアルバムが出ていた。一曲目から「荒れた唇は恋を失くす」って…とりあえずこのタイトルを今日だけでも3回くらいひとりで声に出して読んだし、いざ聴いたら聴いたでやはり昇天。今回はかなりわかりやすくカマしにきていて、初っ端からビンビンだ。ていうかアルバムタイトルも「今の二人をお互いが見てる」って…これもいま声に出して読んだ。とりあえずもうちょいちゃんと聴き込みたいな。

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 あと最近はSpotifyで「クレイジーラブ」というポッドキャストをずっと聴いている。自分と同世代のラッパーとかバンドやってる人が3人で雑談してるだけの番組なんだけど、俺はそういうやつ大体好きになりがちだったりする。で、その3人の中にOGGYWESTというラップユニットをやっているレクサスというひとがいるのだけど、彼らが最近ちょうどニューアルバムを出したので聴いてみたらいまの自分の気持ちにとてもしっくりくる音楽だった。音の質感とかラップとかに少し粗削りなところがありつつもメロウさとダークさとが不思議な塩梅で溶け合っていてカッコいい。変にヘヴィな音を出すよりも今はこういうのがエッジのあるパンクな音楽として響くのかものなーと思ったり。

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 あとは、今更ながらハリー•スタイルズの去年のアルバムを聴いてみたりもしている。実は数年前にGEZANのライブを都内で見たとき、そこにハリー・スタイルズもお忍びで来ていたという衝撃の事件があった。その時の俺はただやたらとスタイル良くて顔小さくてバカみたいにハンサムな海外の男性がいるなと思った程度だったのだけど、最近ますます21世紀のロックスター的なカンジで存在感増しているひとだし今思うととてつもないモーメントだったな、と。マジでハリーの半径5メートル以内にはいたし、まあほんとビートたけしばりにアンビリバボーなアレだった。

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 それから、サマソニ1日目の方にNewJeansが来るというニュースは衝撃だった。それを知ったとき駅のホームにいたけどひとりで小さな声で「Oh」って言ってしまった。初日の方は行くつもりないからなー…ここ最近で最も悩ましいことのひとつ、だと思う。こんな程度のことでだいぶ呑気ではあるが。

 

 そういえば音楽とは関係ないけれど、最近は自分と同世代の人間がなにかと「もう歳だから」的なニュアンスのボヤきを言っているのを耳にする機会が増えてきた気がする。俺が言うのもなんだが、早過ぎないか?どうせそのうち「おじさん」って勝手に他人から言われるようになるんだろうし、せめてオマエ自身だけはオマエの火を絶やさずにいろよ(?)。二十代後半の時期を宇多丸は「第二思春期」と呼んだりもしていたがなんだかよくわからない人生のシーズンに差し掛かってきたな~、と思う今日この頃。